5.16.2009

休み明けのクラス




学校閉鎖も解けて、クラスが開始された。
今週からは、心を自由にして、遊ぶことをキーポイントに置いていく。

今週はじめのクラスは、色をテーマに、各チャクラの持つ色を それぞれの母音と一緒に意識してみた。
こんなとき、劇場のステージが稽古場であることに感謝。いろんな色のライトスポットを満喫できるから。
ステージの床に 青、緑、黄、オレンジ、赤色のライトをランダムに当てて、それぞれの色に向って、母音を発声しながら、色の明かりのスポットに入ってみた。最終的に、色から、感じる、エモーションをちょっと楽しんだ。

次に、風船、カラフルな風船、丸い形と長い形、おまけに白鳥を形どった物もつかって、風船と同化して遊んだ。
案外すんなり、個々の世界に入ったので、感動してしまった。きれいでした。

昨日のクラスは、たった一個の 色の無い 素明かりのスポットで遊んだ。
明かりの無い場所から、明かりに入っていく、明かりを始めて体感するように、明かりに触ってみたり、暗闇に引き込まれたり、
最後には、その明かりが、体中に入り込み、ちょっとの隙間も無いように光そのものになって、暗闇まで明るくするイメージを楽しんだ。
面白いもので、最初に感じていた明かりのスポットより、最後に、自分が明かりそのものになって、スポットを見たときの方が、明かりの円が大きく感じられた。

あと、バラバラに位置して立ち、それぞれが舞台のセンターを通過し、一直線に真っ直ぐ歩き他社と交差する、他人のリズムを察知する遊びもやった。「I am 」の意識が、あるのと無いのとの違いや、方向を定めないで歩くとどうなるかとか、面白かった。

このエクスサイズは、鏡(ミラー)反応とでも言っていいかな? 相手の気と一致してしまうことを感じることが出来る。

ここで、一人ひとりの気エネルギーが、周りに如何に影響し合っているかを分かってもらった。

マイムのエクスサイズで、体のポジションと感情のつながりを確認するエクスサイズがあるが、それをちょっとやってみた。
「眼から、鱗」と言う感じで喜んでもらった。

その後は、明かりのスポットの下で、円の中心に頭を寄せて横になり、色々な瞑想をやった。

今週は、丁度、第一期クラスの中間、今まで、呼吸と集中力に重点を置いていたのを、「表現」に向けていこうとしているのだが、クラスをやってみて、意図的に、何かの振りをするのではなく、「そのものになる」 なんの躊躇も無く入ること、そのスイッチが、今日の段階で、楽しく出来たことに、「目標達成!!」と心で、自分自身に乾杯するくらい感動してしまいました。

子供の頃(未だ、言葉を操る以前)、言葉を超えた本当の意味での自己表現が、自然と出来ていたのを覚えているだろうか。言葉で表現できないからこそ、泣いたり、笑ったり、怒ったり、音を発声したり、自由に体外に排出できていたはず。感じたことを表現して、脳に再認識させることで、気分を解消できていたのが、大人になるにつれて、沢山の規制の中、感情表現を歪め、そのゆがみを正当化して社会人であることを保っていると、いつの間にか、歪んだ鏡は、やはり、歪んだものを映し出してしまっているのではないだろうか。だから、無垢なものを見ると、自分もそうであったと懐かしみ、愛しくなる。

大事なことは、表現しようとするのではなく、表現したくなるように心をほぐすことだ。
心を柔軟にしていくと 体も自由になっていく。

違和感の無いピュアな存在、私はそれが大好き、そうなりたい


写真は、生徒の皆さん、許可を頂いたので載せました。

次の日が、「先生の日」とかで、生徒さんから、ショールのプレゼントを頂いたり、アイスクリームと果物サラダの差し入れをしてもらったり、すっかり和んだ時間でした。

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