ぴゅあマイム 心編
「ぴゅあマイム・心編」として、ブログを再開します。
昨年は、「ムーブメントによる瞑想」といった形で、クラスを開いていましたが、今年から、ムーブメントを少しお預けにして、「瞑想」についての勉強会みたいなものを、不定期でやっています。
私的なことですが、一月中は、これまでのネガティブなものが、吐き出され、不安定でした。
1月31日から始めた「心の断食」で、心に落ち着きを戻しています。
「心の断食」と言う呼び方は、「ゴエンカ氏のヴィバッサナー瞑想入門」に、使われています。
(本からの抜粋)
からだに食物が必要なように、心が意識の流れを維持するためにはある種のはたらきが必要になる。そのはたらきがサンカーラ(盲目的な心の反応)なのである。『因果の連鎖」によれば、意識は反応によって生じる。・・・・・・・中略・・・・・・からだは、一日数回、時間おいて食物をとればいい。だが、心はたえずあたらしい刺激を必要とする。一瞬でも刺激がとぎれると意識の流れがつづかない。・・・・・・・中略・・・・・・・・・ヴィバッサナー瞑想法の修行によって、反応しないでいる、ということを学ぶことが出来る。ある瞬間、ひとつもサンカーラをつくらない、ひとつも心にあたらしい刺激を与えない、そういう状態をつくる。すると心の流れはどうなるだろう?完全に反応をやめても心の流れが瞬時に止まることはない。過去にたくわえた反応があるからだ。・・・・・・中略・・・・・・・すべてのサンカーラは、生まれては消える。つぎの瞬間、またサンカーラが生まれ、そして消える。これを果てしなくくりかえす。知恵をはぐくみ、冷静に観察をすれば、この反復は止まり、サンカーラを消滅するプロセスが働きだす。反応さえしなければ、一枚一枚うすがみをはがすようにして古いサンカーラが心の表面に浮かび上がり、消えてゆくのである。サンカーラが取り除かれたら、その分だけ幸福を味わうことが出来る。苦からの自由を満喫できる。過去のサンカーラを根絶したとき、心は完全に開放され、無限の幸福を味わうことが出来るだろう。ヴィバッサナー瞑想法は、過去の条件づけを取り除くために一種の心の断食をするようなものである。
以上、
この本は、日本を出てから、何度も読んでいるのに、今回もまた、新たな発見といった感じで、心に留まりました。
E-movement Theater represents mime art and physical expression that mirrors emotional changes that are beyond words.
2.10.2010
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