6.22.2010

最近、土曜日と日曜日は、我が家に人が集まる。英語、日本語、絵画、マイムそれと瞑想のクラスを受けに来る人たちで。だから 月曜日の今日は、私にとっては、日曜日みたいで、何もせずに、のんびりすることにしている。

絵画クラスは、まだ始めたばかり、生徒はまだ一人、と言うか、その子がやりたいとのことで開いたようなもの。以前にも、絵を教えてと言う人もいたが、ちょっと尻込みしていた。やってみて、よかった。パステルで、気になった色を3色選んで、じっと画用紙を見つめて、何か浮かんで来たらそれを素直に描いて見てと、アドバイスしただけで、まだ高校生の彼女は、優しいイメージの性格どおり、あたたかな ほっとする絵を楽しそうに、描いてくれた。ちょっと、私も参加させてもらって、画用紙の上半分に手を入れたが、結果的には、やっぱり手を加えないほうがよかった。彼女の持つ世界を邪魔した感じになった。

絵を教えるとその人のもってる天性のものが失われるのではと怖くて、娘にも これといって、教えたことがなかったが、芥子園画伝(かいしえんがでん)の中に、書かれてある言葉が、私をその気にさせたのかもしれない。
人の描いた画の妙は外から入るが、自分の描いた画の妙は心中から湧き出る

絵は、見るより、描くためにあるのかもしれない。そう思って、少しばかりの私の経験も役に立てればと考えるようになった。無性に絵をお教えていただいた先生に会いたくなった。

瞑想のクラスは、時々みんなとお喋りをして、過ごすこともある。つたない英語同士で、どこまで分かり合えいるかわからないが、同じものの価値観からか、心地よい時間にいつもなる。前回は、「気」について、私の知る限りのことを伝えて、みんなで、気を感じる基本的なやり方をやってみた。手のひらが、ピリピリとして、なにか感じたようだ。メキシコシティでは、こういった類のものは、日本並みに広まっているだろうが、ここレオンでは、まだ そうポピュラーではない。霊視のできる人は、魔女と呼ばれるからといって、公にしないでいる。ちょっと前の日本みたい。

日本語のクラスにも、最近 私は、パントマイムを取り入れている。我々の追及しているマイムではないが、ジェスチャー的マイムで、朝起きてから行動する一連の動作に日本語の文章を宛てて、私が動いたり、生徒にやらせたり、と言うもの

そうすることで、日本語のやっかいな、~に、~を ~って などが、すんなり理解できるからだ。

これは、思っていたより、効果的で驚いている。

英語のクラスは、もちろん、主人が受け持っている。
マイムクラスもだ、クラスは、まだ人数が定員に集まらない。8月のグアナファト州立大学のフェスティバルで、ワークショップを計画中だ。

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ありがとう、ステファン

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