7.06.2010

4つのクラス

長い長い雨のシーズン到来。メキシコに来た当時は、「こんなに雨が降るとは知らなかった」と驚いた。今は、この恵みの雨があるから、灼熱の時期が過ごせるな と思える。

瞑想クラス・絵画クラス・日本語クラス・マイムクラス この4本が、私の中で一本に繋がっているので、このページにまとめて書く事にした。

瞑想クラスは、水、火、土、風、そして空を エネルギーも意識して、体験している。この頃は、音のトーンと体の関係、そして、既に体験して知っていることの その記憶(常識)を捨てて、生まれてはじめて体験する瞬間で意識してみることをやってみた。まったく、マイムのクラスだ。でも、もっと、心の中に入る範囲が大きい。

絵画クラスは、生徒さんに出した宿題のデッサンを、色紙に日本画のやり方で、写して、色をつける作業に入った。構図が、とても上手い。日本画では、光と影ではなく質感でリアリティを出す。空気を描くちょっとしたテクニックがあるが、色紙の中に生まれてくる生命には、驚く。これが楽しい
デッサンの力って、恋愛と同じかも、好きになった対象のことを全部知りたくて、観察してる中に身につく。そして、相手を観察してるようで、結構自分の一部を投影してる。これも面白い。マイムの「其のものになる」というのに共通する。

日本語クラスは、生徒さんが忙しくてお休みが多かった。お店を経営してるママとそのお子さんなので、イベントの多い時期は、忙しい。でも、クラスが好きで、時間を裂いて来てくれた。自動詞・他動詞 これを理屈でなく、状況で、習得しようとしている。このクラスでは、テキストがない。生徒さんに小さなノートを一冊だけあげている。これが結構いい。授業の中で、印象に残ったことを自分の言葉で、メモさせている。そして、そのメモの横に、そのときの状況を必ず書かせている。そうすると、後で読み返すときに、記憶が簡単に蘇るからだ。ま、これは、日本の検定受験者向けではない。どうしても 日本語が頭に入らない人向けかも、時々やってる他の日本語クラス(語学学校と大学関係)では「みんなの日本語」のテキストを使っている。後は、月一の日本語文化のクラス、日本の季節の行事に関することと、漢字・ひらがなを筆で書くことを中心にやってる。今月は、七夕がテーマ。先月は、七夕の由来やら、お盆との関係など話して、漢字を少しと自分の名前を漢字にして お習字を楽しんだ。次のクラスは、8日だが、一日遅れの七夕をやるつもり。

マイムクラスは、主人が、忙しかったので私一人で教えた。このクラスに来てる生徒さんは、小学校で教師をしながら、児童心理学の仲間と、クリニックを開いてる、彼女が、仕事に活かせるのではと、蝶々・風船に関するものをやってみた。
私のメモ・・・「其のものになる」の考え方を使うと、単純なものに奥深さを加えられる。其のことを再認識。

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